ボビーといっしょに

（写真・本日の阪神巨人戦で死球を受け、ノビる阪神・キンケード選手）

とにかくキンケードの死球数がアツいです。
現在、54打席で10個。ちなみに現在安打数は8。
安打数より死球が多い時点であり得ねえ。
一言で言えば、バットに当たらなきゃ体に当てて塁に出る、超攻撃型助っ人ってとこです。

この数字がどれぐらい凄いかというと、一部マニアが大盛り上がりしていた、近鉄の鷹野との比較。
鷹野が2000年にパリーグ死球王のタイトルを取ったときが12死球。
86試合(しかも代打での出場が多い)で12死球でもスゲェと言われており、２ちゃんの野球板ではスレが立ったほど。
鷹野が死球を受けるたびに盛り上がるスレ
鷹野が死球を受けるたびに盛り上がるスレPart2
2000年12月9日スポニチ・鷹野に死球王代100万円

しかし、そんなあり得ない鷹野ですら、225打席で12死球。死球率は.05333

で、我らがキンケードは、54打席で10死球。死球率.185
鷹野の3倍強。

もしこのペースで順調に死球を積み重ねていくことができれば、鷹野の2000年打席数225に達した時点で、41.67死球と、シーズン死球日本記録の24(大洋の岩本）を軽く超える数値となります。
（ちなみに世界記録は1971年エクスポズ・ハント選手の50個）
で、セリーグの規定打席数(434)まで、このペースで当てられまくった場合、80.37死球。

昨年、福岡ダイエーホークスが、チームとしての日本記録を更新しました。
キンケードから見ればわずか74死球で。

つまり、キンケードがこのまま打席に立ち続けると、一人で1チームの日本記録分、ぶつけられ続けることになります。
松中の分も、井口の分も、城島の分も、全部一人でぶつけられ続ける訳です。

日本の死球王も、死球ナンバーワンチームも恐れおののくメジャーリーガーの貫禄。
そんなキンケードに幸多かれ(デッドボールもね)！

→gree.jp グループ スポーツ/アウトドアカテゴリ「キンケードの死球数に注目している人」

23時追記
補足
シーズン前から予言されてたようです。
ド軍記者が予言「死球王間違いなし」